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頭痛に有効な一手|薬に頼らない改善策はたくさんある

なかなか消えない頭の痛み

頭を押さえる男性

早めに精密検査を

一時的な頭痛は、風邪ひきや飲み過ぎなどで、誰でも頻繁に経験する症状です。しかしいつまでも痛みが治まらなかったり、頻繁に繰り返したりする場合には注意が必要です。なかでも片頭痛は脳梗塞の兆候となることがあり、他にも重大な病気が潜んでいる可能性があります。とりわけ生活習慣が不規則になりやすい方は、早めに病院で精密検査を受けることをお勧めします。病院で検査を受けても、特に異常が見られないケースもあります。こうした症状は、しばしば心理的なストレスが原因となっています。極度に緊張したとき、頭が痛くなったり重くなったりするのは、多くの人に共通する現象です。これが慢性化して、片頭痛が消えなくなることがあります。片頭痛の人の8〜9割は、ストレスで症状が悪化するというデータもあります。逆にストレスを上手く発散できれば、痛みがなくなることもあります。いつも頭痛を気にしていると、ますます痛みが強くなりがちです。また他に異常がないことから、単なるサボリの口実と見なされ、叱られたり悪口を言われたりして、さらにストレスを溜めることになりかねません。こうした場合は悩みを抱え込まないで、精神科や心療内科の病院に相談するのも一つの方法です。

精神科や心療内科の治療

真面目で几帳面な性格の人は片頭痛になりやすいと言われています。このような人は、ただでさえストレスを溜め込みやすい上に、病欠で他人に迷惑をかけたくないという心理が働き、治療が遅れることも少なくありません。その結果、うつ病や恐怖症・パニック障害などを引き起こすこともあります。片頭痛の人は、2年以内にうつ病を発症する確率が、普通の人の5〜6倍も高いと報告されています。原因のひとつとして、神経伝達物質であるセロトニンの異常が指摘されています。このほか統合失調症・転換性障害・適応障害など、片頭痛の原因になる症状はさまざまです。精神科や心療内科の病院では、頭痛の原因を見極めて治療を行ないます。心理的ストレスを軽減すれば症状も軽くなることが多く、場合によってはカウンセリングだけでも顕著な効果が現れます。認知行動療法は、負の思考パターンを改善することにより、自分自身でストレスに立ち向かえるようにする治療法です。また症状が重い場合には、抗うつ薬や抗不安薬を用いて、一時的に不安を取り除くこともあります。症状に合わせた適切な治療により、頭痛を原因から取り除けることが、精神科や心療内科の最大のメリットと言えます。